Granny 3D

Granny 3D

Granny は、あらゆる種類のインタラクティブ 3D アプリケーションを作成するための強力なツールキットです。効率的で柔軟性の高いコンテンツ エクスポータ、データ操作、およびランタイム アニメーション システムを備えています。Granny をコードおよびアートのパイプラインに統合する方法を状況に応じて細かく決定できるように、一から構築されています。Granny は、リリースされてから今まで、1,500 を超えるゲームにライセンスが付与されています。

次のセクションでは、現在のプロジェクトで Granny を使用する具体的な方法例をいくつか提供します。ただし、Granny を理解するには、実際に使用してみることが一番です。入手方法については、電子メールでお問い合わせください。

エクスポータとしての Granny

Granny は、すべての主要な 3D コンテンツ開発ツール (Maya、3ds Max、および XSI) のための完全なゲーム コンテンツ エクスポータを備えています。これらのエクスポータは、詳細な手動および自動のプリファレンスを備えており、シーンのオブジェクト、テクスチャ、およびマテリアルごとに設定することができます。また、各アート ツールのネイティブなスクリプト インターフェイスを介して、オートメーションを完全にサポートします。すべてのコンテンツは、厳格に定義された標準のファイル形式にエクスポートでき、Granny ランタイム ライブラリを使用した 1 回の呼び出しで、それを簡単に読み取ることができます。読み取られたファイルはインメモリの C 構造体として扱うことができ、データを簡単に分析および変換することが可能になります。

Granny のさまざまなランタイム ライブラリ機能を活用する以外にも、Granny をエクスポート レイヤとして単独で使用することもできます。ランタイム ライブラリの他の機能を使用することなく、エクスポータから直接 Granny ファイルを読み取り、そのデータをアプリケーションで使用することができます。また、Granny を使用して Granny ファイルからデータを抽出し、独自の形式にパッケージ化する単純なプリプロセッサを記述して、後からそれらのデータをアプリケーションで使用することもできます。

ランタイム アニメータとしての Granny

Granny ランタイム ライブラリの中心は、比類のない強力なキャラクタ アニメーション システムです。このシステムにより、B スプライン ベースのアニメーション再生、アニメーションの修正、アニメーション ブレンディング、およびインバース キネマティックスで、かつてない柔軟性とパフォーマンスが得られます。すべての操作はモジュール化されているため、アニメーションの合成処理の各ステップをカスタマイズして、特定のアプリケーションで最適なパフォーマンスと結果を得られるように最適化することができます。

ランタイム アニメーション システムでは、すべての必要なヘルパーが Granny 形式のデータをインスタンス化するように機能するため、Granny データを処理することが自然です。ただし、これは必須条件ではありません。実際には、ランタイム アニメーション システムでは独自に生成したデータを処理することもできます。すべてのランタイム関数は、タスクに必要なデータ形式の最小量のみを要求するように設計されており、余分な構造は要求されません。これにより、独自のデータを臨機応変に作成したり、Granny エクスポータや Granny 対応コンテンツ プロセッサ以外のソースからデータを柔軟にロードすることができます。

Granny ランタイムは、PLAYSTATION(R) 3、ニンテンドー Wii、Xbox 360、プレイステーション(R) 2、プレイステーション(R) ポータブル (PSP)、Xbox、Windows 32、Windows 64、Macintosh、およびゲームキューブで使用できます。

メッシュ デフォーマとしての Granny

Granny には、メッシュをスケルトンに変形するための高速ルーチンが含まれています。これらのルーチンは、Granny エクスポータからのデータ、および Granny ランタイム アニメーション システムからのスケルトン状態に対して使用できますが、使用しなくてもかまいません。デフォーマは、任意の頂点データおよびスケルトン状態テーブルをソースとして機能します。したがって、現在、Granny ランタイム ライブラリのさまざまなコンポーネントを使用していない場合でも、Granny を使用していつでもメッシュを変形することができます。

法線マップ/テクスチャ マップ ジェネレータとしての Granny

Granny 2 には、レイキャスティング法線マップ ジェネレータが備えられています。この機能を使用して作成した高解像度モデルから、低解像度バージョンの法線マップを生成できます。Granny のレイ キャスターは優れており、低解像度バージョンであっても印刷広告に使用することができます。

Granny では、独自のレイキャスティング技術を使用して、超高解像度のオフライン テクスチャ マップからゲームのテクスチャ マップを生成することもできます。任意の数と解像度のテクスチャを使用し、それらをゲーム対応の 512 x 512 または 256 x 256 テクスチャ マップにダウンキャストすることができます。これを多対 1 の関係で使用することもできます。つまり、高解像度モデルに 30 個の 4096 x 4096 テクスチャを用意して、そのすべてを 1 つのゲーム解像度テクスチャに (低解像度モデルの UV マッピングに基づいて) レイキャストします。

エンジン構築ツールキットとしての Granny

スケルトン アニメーションおよびメッシュの変形のランタイム操作に加えて、Granny には 3D エンジン開発用の数多くのツールが用意されています。標準のレイキャスティング操作から、カメラ運動などを処理するためのユーティリティ オブジェクトに至るまで、あらゆるツールが備えられています。これらすべての関数は完全に分離されており、全面的に Granny に対応しているランタイム システムのコンテキスト内で使用できます。また、ほぼ非 Granny のアプリケーションでも、スタンドアロン ヘルパーとして使用できます。

プリプロセッサ ツールキットとしての Granny

Granny ライブラリは、カスタム、ZIP よりも圧縮効率のよいファイル圧縮、自動構造化されたファイルの入出力および変換、Bink および S3 テクスチャ圧縮、頂点形式の変換、ピクセル形式の変換、アニメーションの圧縮、アニメーションのセンタリング、モーション抽出など、多くの非ランタイム ツールを提供します。これらすべての機能の一体化により、きわめて強力で使いやすいアート プリプロセス ツールキットが実現します。このツールキットを使用して、Granny がエクスポートしたファイルや独自のカスタム ファイル用のカスタム データ クランチャおよびコンバータを構築できます。

上記のすべてを備えた Granny

Granny は、どのような場面で使用する場合も最高の効果を発揮します。Granny には、包括的でカスタマイズ可能なエクスポータ、プリプロセス フレームワーク、ランタイム アニメーション システム、メッシュの変形システム、およびさまざまな 3D ツールキットが備えられているため、3D エンジンを簡単にプログラミングすることができます。プロジェクトの外観をユニークなものにするための作業に集中して、残りの作業は Granny に任せることができます。

Granny について最も効率的に学ぶには、実際に使用してみることをお勧めします。Granny デモをダウンロードして、実際に Granny の機能を確かめてください。評価版の SDK をご希望の場合は、電子メールでお知らせください。

他のお客様のご意見Granny SDK の機能も調べることができます。最後に、バージョン固有の機能については、Granny のバージョン履歴を確認してください。

Granny の優れた機能をご堪能ください。